ディーゼルエンジンのメリット

ガソリンエンジンではなく、どうしてディーゼルエンジンなのか、それはエンジンの構造によるメリットがあるからです。
ディーゼルエンジンは高圧状態の混合気を自然発火させることによってそれを動力として使うものですが、混合気を自然発火させるためにはガソリンエンジン以上の圧縮比を持つ必要があります。
レシプロエンジンというものは圧縮比が高ければ高いほど大きな爆発力を生み出す性質があるため、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比べて、1回1回の爆発力=トルクが大きくなる性質があるのです。
ただ、自然発火という偶発的に減少を使うため、精密な生業をすることができないということと、圧縮率を高め強力なトルクを発生することからピストンなども丈夫に作らなければならず、部品一つ一つが重たくなるので、高回転まで回すことができません。
エンジンパワーはエンジン回転数とトルクによって生み出されるので、ディーゼルエンジンはトルクは稼げるがパワーを出すことができないということになります。
しかし、そういったエンジン特性が重たい荷物をたくさん積んで走ることになる、商用車やトラックなどにピッタリということで、トラックではむしろディーゼルエンジンが当たり前のエンジンということになっているのです。
乗用車でも低速トルクを必要とするクロスカントリー4WDモデルやSUVなどによく使われていますが、マツダの車のようにオンロード向けのモデルやオンロードクロスオーバーSUVに採用するのはちょっと無理があるということになります。

そしてもう一つのメリットが燃料代が安く済むということ、勘違いしてほしくないのが、燃費がいいということではないということです。
燃費性能に関してはガソリンエンジンよりは多少いいといった程度で目を見張るようなものは持っていません。
しかし、それを上回るメリットがガソリンではなく、軽油を使うということです。
軽油はガソリンに比べて原油がから作り出されるときの精製が少なくて済むので、その分コストがかからず単価が安くなります。
平均して7割程度で済みますので、例えば同じ燃費性能だとしてもガソリンエンジンモデルより7割ほど燃料費を節約することができるのです。

スポーツモデルに使われるGT

スポーツモデルと並んで優れた走行性能を持つ車として存在するのがGTなどといわれるもの、モータースポーツの世界にもGTカーレースというものがありますが、これはモータースポーツの一つのカテゴリーとしての呼び名で量産車をベースにしたマシンで競うものという意味で使われており、一般的に使うGTとはちょっと意味合いが違います。
GTというのは、Gran Turismo(グラン・ツーリスモ)の略で直訳すれば「大規模な旅行」という意味になります。
かなり昔のヨーロッパで生まれた言葉で、長距離を車で移動する旅行に使うための高速性能と高速安定性を持った車ということになります。

しかし現実的にはそういったことではなくスポーツモデルなどによる1つに使い方に特化した車のことを指すのです。
スポーツモデルというとストレートでの爆発的な加速やスピードレンジの高い安定したコーナーリング性能を持ち、サーキットや峠で優れた性能を発揮させるというイメージが強いですが、GTと呼ばれる車は同じような性能を持っていながらもどちらかというと高速道路のような直セインやRのあまりきつくないコーナーを優雅に走り抜けるといったようなジェントルでいながらも高いスピードレンジで安定した走りをすることが出来る車ということになります。 Continue reading “スポーツモデルに使われるGT”